§56-58 臀部~下腿

立体的な把握は、机上だけでは難しい。教科書→骨格標本→いざ! 急がば回れです。
どの筋も、起始停止を意識して剖出にかかろう。

  • 大殿筋:全体像をつかむ。起始停止、下端、上端。とにかく外側で切る。坐骨神経の走向を体表からも指さし確認。筋注でも、実習でも傷つけない。
  • 梨状筋は§71で切断します。それまで大切に。坐骨神経が梨状筋をつらぬく例が1例ありました。
  • 膝窩筋:膝窩の底をさぐると、骨の硬い感触ではない。膝窩筋にふれる。筋膜に包まれているので、それを破ると筋束が見える。