基本

<点滴死亡>三重の診療所、習慣的に作り置き 強制捜査へ [ 06月12日 02時30分 毎日新聞]

三重県伊賀市の診療所「谷本整形」で鎮痛薬の点滴治療を受けた患者らが腹痛などの症状を訴え1人が死亡した問題で、診療所では看護師が点滴薬剤を朝、習慣的に作り置きしていたことが県の調査で分かった。余ったものは次の診療日に使っていたという。(以下略)


細菌は至適条件では約30分間に1回分裂する。もとが1個の細菌でも、24時間後には2.8×1024個(*)になる。もっと増殖の速いものもある。腸炎ビブリオは約10分間に1回。
点滴の作り置きなど、こういうことを知っていたらおよそ恐ろしくてできないはずなんだ。基本を地道に学ぶことが大切だ、というのは、代ゼミの荻野先生だって教えてくれる(無料体験をクリック)。
*約5 mole。塩化ナトリウムの飽和溶液が約5 mole/l。実際はこうなる前にプラトーに達するだろうけど。