会陰

§66−68 会陰、子宮、折半

  • 実習室のうしろに花を生けています。ご遺族や関係の方々から、「先生」にたむけられたものです。〜〜〜実習に励みましょう。

  • カナヅチ2本、流しにあります。各班、道具箱をチェックしてください。
  • ストライカーのスイッチを確認する!OFFにして、コンセントへ、返却へ。
  • ノミは削る道具、ノコギリは切る道具です。

講義メモ

骨盤底

いくつかの筋。二足歩行;トラブルの元。性差、年齢、出産により、弱くなる。子宮脱など。

陰部神経

仙骨神経から、坐骨棘のわき、仙棘靱帯を越え、陰部へ

副交感神経

仙骨(S2-4)。副交感神経を含むのは、脳神経の一部と、ここ。勃起。直腸癌で切除すると、しばしばインポテンツになる。

動脈

子宮動脈は、内腸骨動脈から、基靱帯をとおって。子宮摘出時には子宮動脈を結紮する。卵巣動脈は?どこから、なぜ?

尿道

曲がることろは2カ所、狭いところは前立腺。「導尿」するにはカテーテルをとおす。陰茎を持ち上げて、まず1箇所クリアー。もう1箇所はまっすぐにできないので、カテーテルの先端(曲がってる)を利用してとおす。尿管破裂、出血させないように!

FAQ

  • 尿生殖隔膜? 主役は深会陰横筋。
  • 骨盤隔膜? 主役は肛門挙筋。
  • 内閉鎖筋、外閉鎖筋? 机上で起始停止を覚え、骨標本でイメトレ、いざ剖出!
  • 仙棘靱帯、仙結節靭帯? (同上)
  • 肛門挙筋をむいたら? 結合組織。臓側骨盤筋膜と呼ばれ、臓器間を埋める(「解剖学講義」466、471頁)。
  • 子宮の靭帯? 腹膜はそのままに、見て触って。色の違い、ふくらみはないだろうか?実習書には「腹膜をはぐと…線維…」うすくはぐ。これらは、妊娠時には肥厚するが、分娩後もとにもどる。また、閉経後には萎縮する(「解剖学講義」458頁)。
  • 子宮動脈? 明日にしよう(§69)。内腸骨動脈からの枝はたくさんあります、実習書の図182には描かれていない。他の教科書を参照。