ネッターはマッチョやなぁ
連絡
- 5月16日(金) 骨学実習は、8:40 基礎大講堂に集合。(講義→準備→実習の予定です)
 - 5月19日(月) 試験範囲は、§40~55、骨学2、横断標本、プラス関連した既習事項。(くわしくは、実際に説明した通りです。)
 - 万が一: 再試は、8月下旬。
 - 万々が一: 再受講は、今年度の10~12月。(2年生と)
 
予習バッチリつづけていますか?初心忘るべからず。献体の御意志に全力で応えよう。
§51-52 神経、静脈、切り離し。
FAQ
- 奇静脈? 「右寄りでない」というバリエーションがチラホラ。
 - 半奇静脈、副半奇静脈? つながっていそうで、つながっていなかった。(線維か極細血管か)
 - 上行腰静脈? いまいち見えにくい。
 - 胸管?
 - 右リンパ本幹? 右静脈角にあたってみるしかない。まとまっていない場合もある。
 - 腰神経叢? バリエーションがある、個体差も、左右差も。行き先をよく剖出しよう。腸骨稜の内側に沿って:腸骨鼡径神経、陰部への枝があった:陰部大腿神経、大腿の皮膚に分布:外側大腿皮神経。腹壁へ行く、肋骨の下にある、閉鎖孔へ行く(指で到達可能)。
 - 椎間の位置? 交連骨格や教科書など、参考に。よほどのことがない限り、メスで刺せるはず。今年は25班中1班で刺せず、骨化か腫瘍か。
 
Q&Q
- 上横隔神経? 「図説解剖学事典」には図として載っていた。小さいのか分からなかった。
 - 横隔膜の内側、外側弓状靱帯? ネッターはマッチョ、腰方形筋はもっと軟弱でした。靱帯として(白く)立派な班と、そうでもない班がある。横隔膜の筋線維が終わるところ。
 - 小腰筋? Psoas minor: This muscle is often absent. (Gray’s Anatomy, 29th ed., p. 489)
 - 交換神経幹のつづき? 大内臓神経、小内臓神経への分岐。下方では、腰仙交感神経幹という。(図説解剖学事典)
 - 腰仙骨神経幹? L4、L5から腰神経叢への連絡。
 - 椎間板の線維輪が斜めに交差している? 解剖学カラーアトラス p190参照。