実習試験2解説

問題2 「解剖学の知識を駆使」というのがポイント
(2)腫瘍による上大静脈の閉塞
(3)腫瘍が胸管を経由し左静脈角付近のリンパ節に転移した(ウィルヒョーリンパ節転移と呼ばれる)
(4)心筋梗塞の関連痛。心臓の痛覚は交感神経を介して脊髄に入り、T1〜T4の知覚神経と同じ伝導路を上向する。脳はそれを区別できず、心臓の痛みをT1〜T4の皮膚分節の痛みと感じてしまう
(5)肺塞栓症。下肢静脈瘤でできた血栓が右心を経由して肺動脈につまった。この痛みは胸膜の刺激によるもので、深呼吸で増悪する