Embryology at a Glance

“At a Glance”シリーズの人体発生学の一冊。タイトル通り、ひとつのテーマを見開きで見渡せるようになっている。左ページに模式図、右ページに解説がレイアウトされる。

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見開きの左に模式図、右に解説

判型は『グレイ解剖学』と同じだが、120ページ、厚さ0.6cmしかない。本式の発生学の内容から要点が大幅に絞られている。一旦学んだことを整理したり、学ぶ先に概略をつかんだりするためのものだ。さすがに省略されすぎのために、かえってわかりにくい箇所もないではない。

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これだけ省略された図では、心臓の隔壁形成の立体感はつかみにくそうだ。

前書きには、分子生物学はないから興味があれば他の教科書を、とある。それでも、Gap、Pair rule、Hoxはあった。

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Gap、Pair rule、Hoxはある

付録に5択問題と複数選択問題がある。

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5択問題
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複数選択問題

また、本書に対応したサイトがあり、筆者の制作したPodcastへのリンクと、筆者の(公私いっしょの)ブログへのリンクがある。いずれも無料。学習の役に立つかといわれると、なんともいいがたいが。

“At a Glance”シリーズのAnatomyにだけ、日本語版がある。