Comprehensive Radiographic Pathology, 6E

画像診断学のテキスト。主に放射線技師や診療放射線学科の学生向け。

最初の2章が導入。第1章は病理学の簡単なまとめで、炎症、腫瘍など、基本的な概念が説明される。第2章は各種モダリティーの特徴の説明。それぞれの利点と限界による使い分けができるようにとの意図だ。

のこりの章が系統ごとにまとめた病理画像の解説。書名の「Comprehensive」のとおり、カバーされている疾患や病態が豊富だ。

もくじ:広範な疾患がカバーされる

それぞれの章の冒頭には、解剖や生理の概説がある。また、「Radiographer Notes」として、撮影時の技術的な要点が説明される。画像数が豊富で、文章も多い。

ほとんどの画像は紙面上1カラム分の幅で、アトラスのように大きくはない。一部に、最近はあまりつかわれなくなったモダリティ(X線断層撮影など)や、古い装置で撮影されたらしい画像(ぼけぼけのMRI)がある。頻度の低い疾患ではしかたないが、装置の更新の早い日本で参照にするには少し残念な点だ。

解剖と生理のまとめ
撮影技術の要点

疾患や病態ごとに、その概念が説明され、続いて画像上の特徴が説明される。つづいて、治療の簡単なまとめがある。使われるモダリティーは病態に合わせて様々ある。随所に、読影上の要点が表でまとめられている。章末には確認問題がある。

疾患ごとの概説、描出の特徴、治療の要点
気胸:単純X線とCT
シンチ、CT、気管支造影
読影のまとめ
章末問題

evolve上に、ダウンロードできる画像や、追加の練習問題があり、無料でアクセスできる。電子書籍は付属しない。

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