試験採点

実地試験：
左右の間違いは無点。

14. 左第1肋骨。上下左右の判別、鎖骨下動脈などの圧痕を探せ。
15. 右鎖骨。靭帯、胸筋の後を探せ。
16. 右心耳
17. 左心室
18. 肺尖。肺でもOK。卵巣などと答えた人は、上腕骨が大腿骨に見えたのだろうか。
19. 内腹斜筋
20. 右肩甲骨
21. 左上腕骨
22. 右手。有鉤骨、豆状骨を探せ。
23. 第7頚椎（隆椎）
24. 右肺中葉
25. L。後下行枝の由来をみよ。
26. 腱画。腹直筋に特徴的な腱画と答えてほしかったけど、腹直筋でもOK。
27. 右迷走神経
28. 左肺。2葉であることをみよ。
29. 気管支。軟骨を探せ。
30. 心膜横洞
31. 気管分岐部リンパ節
32. 胸膜腔。胸腔ではない。
33. 前下行枝（前室間枝）
34. B
35. 前仙骨孔
36. 胸腺
37. 内肋間筋
38. 精索
39. 橈骨神経
40. 尺骨神経

筆記試験：
問1〜6は順に、e, b, b, b, d, a。6×1点。
問7。8×1点。
diseaseなど、普通の単語を間違わないように。rとv、nとu、gとqをきちんとかき分けるよう。hilumはへそ、hilusが門。
プリントのキーワードは、あとで応用の効く単語が入っているかを目安に選んだので、活用してください。例：peritoneum （腹膜）→peritoneal dialysis（(腎不全の)腹膜透析）, peritonitis（腹膜炎）, peritoneal dissemination（(癌の)腹膜播種）
問8　6点。解剖学は「形」を学ぶ教科だから、観念的に分かっているだけではだめで、形をイメージできて表現できないといけない。チェックポイントは次のとおり。

1. 皮膚、皮下組織、側腹部の3層の筋、壁側腹膜の図示（1）
2. 側腹部の筋の腱膜による腹直筋鞘〜白線の成り立ちの図示（1）
3. 弓状線の上下での2の違いの図示（2が正答であること）（1）
4. 側腹部各筋の名称（1）
5. 腹直筋、腹直筋鞘、白線の名称（1）
6. 皮膚、皮下組織、横筋筋膜、壁側腹膜の名称のうち2つ以上（1）

減点ポイントは次のとおり。

• 皮膚〜皮下と横筋筋膜〜腹膜を除いた側腹部の壁が、筋の3層になっていない（-4）
• 腹直筋がない、間違っている（-4）
• 図が一つだけ（1/2、端数切り捨て）
• 図の左右の間違い(-1)