Week 12 Day 2 特別講義、硬口蓋と軟口蓋、口部(つづき)、喉頭

13:00〜13:46 特別講義
13:50 実習 15:20 2班終了 16:00 残り19 16:50 残り6 
17:20 終了、復習

「腹腔鏡手術から見た解剖学と外科臨床」小川博臣先生(群馬大医附属病院 外科臨床センター)

外科手術と麻酔の医学史。内視鏡によって見えるようになった小さな構造。膜の再認識、層の正確の把握。精密な臨床解剖。内視鏡手術の限界、それを解決するDaVinci手術。術中の映像。

 
Q&A
大口蓋管の大口蓋神経:大口蓋孔を確認し、鼻腔の軟組織をまめに除去すると、見えてきます。骨でイメージトレーニング。
下垂体:茎(漏斗)が、硬膜からちょろっと出ています。

モニタのメモ
*実習書ミスプリント:P231 10. 2行目 固定→同定
*本日配布の耳に関する解剖手順のプリントは明日持参。明日の解剖手順はこのプリントに基づいておこないます。プリントにより予習をおこなって下さい。但し、神経のところなどはグラントの実習書で補足しながら進めて下さい。
*喉頭の模型を教卓横に置いてあります。時間の合間に見て、解剖の参考にしてください。
*実習書に記載の蝶形骨洞の翼突管による稜はよくわからないことも多い。方向から見当をつけて削ってください。
*p227「舌」「下顎骨と口底の二分割」を先にすませると頭部の折半を完全にすることができるので、その他の部位の頭部の解剖を左右並行して進めることができます。
*p226 9. の蝶口蓋動脈 他2つの顎動脈の枝は剖出は不要。顎動脈の先端が綺麗に解剖されていれば同定は可能。
*訂正:P228 右カラム 6. 舌の前2/3の粘膜の味覚はⅦ由来の鼓索神経で支配されます。(但し、舌神経に合流して舌に到達しますが。)