2019年度解剖班組み

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2019年度の解剖班の組合せ最適化計算が完了し、最終確認中です。問題がなければ、来週はじめに各履修生にメールで通知します。(8/19 9時過ぎ、通知済み)

各班4名で、班の数は32です。人数割りの都合で、再履修生は同じ班にまとめることになりました。

班組みまでの作業の概略は次の通りです。

  1. 解剖班組み意向調査のデータを取得
  2. 回答に重複があれば、最新のだけ残して他を削除
  3. このデータをもとに、全ての一対一の相性を計算
    1. 「一緒の班になりたいか」から相性を算出(注1)
    2. 「やる気」と「時間の余裕」のマッチングをもとに相性を増減
  4. この相性をもとに、班組みを最適化計算
    1. まずランダムに班組み
    2. ランダムなトレードを繰り返して班内の相性をよくしていく
    3. クラス全体がよくなったか、一定の回数試行したかしたら終了
  5. 班組み計算を50回繰り返し(ランダムな試行で最適化するので、計算ごとに結果は異なる)、最もスコアの高かった班組みを選抜
  6. もれや重複などの不具合を最終確認

(注1)今回、1または2の割合が高めの回答が少数ありましたが、最適化計算はできたので、そのままとしました。

最適化にあたって、次の条件を入れました。これらの条件は、混成的な班組みのほうが成績がよいとの私たちのエビデンスに基づいています。

  • できるだけ男女混成の班をつくる
  • できるだけ一般生と編入生の混成の班をつくる

この最適化は、現実的な時間内での近似計算です。厳密解を得るのは不可能です。また得られたデータに表れない相性もあります。局所的には個人の希望に添いかねた場合があるかもしれませんが、原理的な制限ですのでご容赦ください。

解剖班組み意向調査の最終的な回答率は99.2%でした。

プロフィールの回答の一部をまとめました。出身校と課外活動は、成績表彰のデータになります。人数が実際と違っていたら連絡ください。