自宅で練習する美文字

自分の字を読める字にしよう。今すでに読みにくい文字だったら、医師になって改善される見込みはないから(下図)。

手書き文字の進化:A Cartoon Guide to Becoming a DOCTOR より
ペン習字の本は、ダイエット本と同じくらい多様だ。つまり、始めるのは簡単だが、長続きしない。敢えて2種類に分類してみよう。ルール本と、ひたすら練習本だ。
少数の字形のルールに基づいて書字を改善
文字を見栄えよく書くための万能的なルールが少数示されていて、それに倣うと整った字形になる。ルールに従って書けば、練習したことのない文字でもキレイにまとめられる。
ルールが3つだけで、類書で最少。ペンの持ち方や姿勢に依らず、線がルール通りになればよい。
ルールが12。
姿勢や筆圧などから改善し一文字ずつ字形を改善
よく使う文字を一文字ずつ丁寧に練習する。初見の文字でもキレイにとは必ずしもならないので、練習量が求められる。
筆圧のコントロールの訓練などによって整った書写をめざす。
手本の通り書くことを繰り返し練習する。
三体字典
三体字典とは、楷書・行書・草書の文字見本集。行書や草書の筆順の参照に。
2,958字の三体と筆順。
3,338字を収録。筆者は日ペンの先生。
日ペンは日ペンへ