§20ー23 手〜肩

班発表:6班、腱鞘炎。MP関節に疼痛。
ホルマリン濃度測定値:0.01〜0.03ppmでした(法定0.1ppm以下)。ご協力ありがとうございました。
新型対策:発熱などがあれば早めの診察を。感染拡大を防ぐよう行動。成績には不利のないよう考慮します。


靱帯:結合組織の線維の束。とても丈夫、かたい感触。ほぼ初めての登場である。(いちおう、§14肩甲切痕、§16屈筋支帯、§18手掌腱膜のところで単語は出てきた。)ちなみに、腱、腱膜、筋膜も結合組織のなんちゃら。形状や結ぶものによって。
靱帯(追記):図譜のようにビシッと見えることはめずらしい。1)図譜は参考程度にに、2)硬い線維を感じ、3)走向を確認し、同定できる。膝の外側側副靱帯はビシッとでます、体表からも触れられる。
長母指屈筋:前腕でもめくり、手掌でもめくる。
示指伸筋:非常に小さい例があった。細い腱だけで筋腹は確認できず。doublingという型もあるらしい(本家グレイ)。
浅掌動脈弓:バリエーションの例は、実習前講義のプリントに。深…でも変異はありうる。
肩甲上動脈:肩甲切痕を通る例があった。2例報告を受けました。パーセントはいまのところ分かりません。グレイのイラスト2つは2通りで記載。本家グレイ(米国29版)でもイラスト2つ、走向2通り。
誤植:P75, 1) 上腕筋=>上腕骨
切っちゃえ?:否、実習書通りにまじめに進めた方が分かりやすい。結合組織などを丁寧に除けば、緩んでくる。
長・短橈側手根伸筋:Variations.—Either muscle may split into two or three tendons of insertion to the second and third or even fourth metacarpal. The two muscles may unite into a single belly with two tendons. (Gray’s Anatomy, American 29 Ed.) 腱も筋腹も様々。
メス:折れたけど、かけらが見つからない。22班左側。注意。