§29−35 腹壁、鼡径部

講義メモ
体壁と体腔:層構造と空間。筋や筋膜など、漿膜。腸間膜、腹膜後臓器。
胸腔:体表(胸骨角、鎖骨中線、肋骨、腋窩中線)から、心臓の弁や肺葉の位置を知る。鎖骨下には、動静脈、肺も近い。胸膜と胸膜腔。
鼡径管:精巣下降。横筋筋膜と内腹斜筋(精巣挙筋)も下降。
放散痛、関連痛、圧痛:皮膚および臓器の痛覚は、後根からはいり、共通の二次ニューロンへ。心臓と虫垂を例に。
足関節:復習。


FAQ

  • スカルパ筋膜など体壁の層:大腿から下腹につながっている線維の層。全部の層が奇麗に一層ずつはがれるものではなく、概念があって、あーこのへんか。
  • 子宮円索:P97では無理をせず、P105で腹腔からさがす。男性と女性の違いを他の班で確認する。
  • 結合膜とそのアーチ(鼡径鎌):腹横筋と内腹斜筋の腱。鼡径部についてはグレイ258頁からがくわしい。
  • 腹膜と横筋筋膜をはが…せません。
  • 肝円索と肝鎌状間膜:胎児循環の復習。肝臓の膜はグレイ図4.86。臓側腹膜、間膜について、§44までに予習。実習書図107−109を発生とからめて理解しよう。
  • 最内肋間筋:内肋間筋とおなじ走行。外側で発達。VANより内層。
  • 胸腔を開く:腋窩中線がおすすめ。
  • 指・ピンセット・メス:パワーが要るが、破壊はしない順。壁側胸膜は指で押して肋骨からはがしてみよう。

今日の座布団枚数

2 8 9 12 13
枚数 5 2 3 2 5