PAとAP

X線撮影では、たとえば同じ正面像でも、X線が背側から照射されたか、腹側から照射されたかによって、映り方が違う。X線は平行光線ではないからだ。
X線源に近い方がより大きく拡大され、フィルムに近い側はそれより小さく写る。映った物の大きさをX線写真上で評価するときには注意が必要だ。撮影時のX線の向きを写真とともに記録しておくことが大切(背腹方向なら「PA」など)。
下の図(CG)はどちらがPAでどちらがAP?