解剖学の問題集には何があるか

グレイ解剖学』には章末に臨床問題があり、学習の目安になる。問題集が別にあればさらに役立つだろう。ただし医学生向けのは多くはない。CBTや医師国家試験にも解剖学の問題が少なからず出題される。国試問題と正解は公開されているから、解説不要なら無料だ(PANDORAにも置いてある)。

約50の症例を元に解剖学の必修事項を学べる。前書きにある「解剖学の学び方」も参考になる。原著由来の誤りが少しあるので注意(原著は改訂され修正済み)。

発生学と解剖学に関する、USMLE Step 1に似せた臨床問題の問題集。『グレイ解剖学』準拠というより、それより広い問題が扱われるが、解説で学べる。

『Gray’s Anatomy Review』と同様の問題集。

CBTの問題は非公開だが、受験生の記憶をもとに出題が再現されている。5巻のうちの最初の第1〜2巻に発生学・解剖学の問題が多い。なお、第1〜4巻が毎年春に、追補の第5巻が秋に発行される。

国試の過去問がケースカンファレンス形式に仕立て直されていて、楽しく読める。検査値の小さな本がなにか傍らにあれば解剖生理の知識で十分。虎之巻:循環器・血液・呼吸器・内分泌/代謝・消化器、龍之巻:腎臓・神経・感染症・免疫・産婦人科/小児科、彪之巻:マイナー篇

生理学会の制作した生理学の問題集。解剖学会に同様の機運はない

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