iPadのOsiriX HDに画像を追加

配布したiPadのOsiriX HDには解剖体のCT画像があらかじめいれてある。対照のため、正常画像などのサンプル画像をいくつか追加しておくとよい。iPadのOsiriX HDに画像を追加するには、いくつかの方法がある。

サンプル画像を追加

iPadのOsiriX HDに、OsiriXのサイトにあるサンプル画像を追加した

MacのOsiriXを使ってiPadへ送信(おすすめ)

  1. MacとiPadを同じWi-Fiに接続する
  2. MacでOsiriXを、iPadでOsiriX HDを起動する
  3. MacのOsiriXの左下の「ソース」の欄にiPadのアイコンが現れているはず
  4. 移したいデータをiPadのアイコンにドラッグ&ドロップ
  5. 転送が終わるまでそのまま

iPadのOsiriXを使ってMacから受信

  1. MacとiPadを同じWi-Fiに接続する
  2. MacでOsiriXを、iPadでOsiriX HDを起動する
  3. iPadのOsiriX HDで、下端にある「Q&R」をタップ
  4. Macがここに現れているはず。それをタップ
  5. ほしいデータがみつかりそうな条件をいれて、「データ問い合わせ」をタップ
  6. ほしいデータがみつかったら、チェックを入れ、「選択したスタディーを検索・取得」をタップ
  7. 転送が終わるまでそのまま

iPadのOsiriXを使ってPACSから受信

  1. iPadを学内LANに接続する
  2. iPadのOsiriX HDで、下端にある「Q&R」をタップ
  3. PACSサーバを設定
  4. 「データ問い合わせ」し、選択して、「選択したスタディーを検索・取得」

iTunesからiPadのOsiriXに転送

Windows版iTunes からUSBケーブル経由で「iPad+OsiriX HD」へ DICOMファイルを転送する手順例

注意

  • サンプル画像は、実習室のiMac、機能形態学で用意しているPACSサーバ、PANDORAにある
  • iPadが転送中に自動ロックすると、転送が途中で終了する。あらかじめ一時的に、設定の「画面表示と明るさ」で自動ロック「なし」にしておく。
  • PACSサーバについてはCTソフト講習会のプリントを参照。
  • OsiriX–OsiriX HD間の転送は複数を一度にできるが、その数が増えると著しくスピードが低下するか、終了しなくなる。3つまでが実用的。
  • iPadのOsiriX HDで高負荷の作業(スライス数の多いデータでMPRをするなど)をすると、OsiriX HDが異常終了し、そのときにデータが消えることがある。その場合は、データを入れ直す。