Day 11 Week 3 手掌、前腕の伸筋、手背

午前:手掌、午後:前腕の伸筋、手背(依藤)

午前

8:40 午前実習開始

10:20 手掌の観察

午後

13:00 実習開始 30人くらい

13:30 6班、未だ戻らず

14:00 全班集合、今日の片付け・来週のテストの説明

17:50 おおよそ実習終了、テスト前の復習

 

出席状況

8:45 3名不在

9:05全員出席

 

作業に関するQ&A

・手掌:表皮が固い。メスを新しくして、はさみを活用。短掌筋に注意。A-2,D-6で綺麗な短掌筋。

・滑液鞘:腱の周りにある透明な薄い膜。ピンセットで摘んで確認。

・筋の変異、欠落は上肢では多い。見つからなければ無いと言う可能性も考える。

 

依藤メモ
*「手固有筋(hand intrinsic muscle)」は教科書によっては「手内筋」と記されている本もある。

*短掌筋が「皮筋」と説明があったが、皮筋とは停止が皮膚の真皮になっている筋をいう。代表的な皮筋は顔面の表情筋で、この作用により、皮膚にしわをよせたりすることができる。皮膚をむく時はむく方向に注意し、浅くむかないと、筋自体も一緒に取れてしまうので注意。

*短母指屈筋は教科書によっては浅頭(外側頭)・深頭(内側頭)の2頭を区別し、深頭の支配神経を尺骨神経としているものがあるので、注意して下さい。

*腕橈骨筋は橈骨神経支配で伸筋群(後方区画)の筋として分類されていますが、作用は肘関節の屈曲である点に注意して下さい。

本日の清掃
1. 私物を完全に撤去する。(実習書、図譜、配布されたプリント、その他コピーの類いもすべ    て自宅等に持ち帰る。残っているものはこちらで廃棄処分します。)
(カンニング防止のため)

  1. 解剖台とカートをキレイにする。
    (脂などをとりのぞく、試験中は平服ですから;使った待ち針は完全にご遺体から取り除い    ておいて下さい。)

実習後、清掃後も、ひきつづき復習できます。実習室は、いつもどおり20:45まで使用できます。