Week3 Day2 上腕〜前腕

前説

  • 筋膜とコンパートメント
    • 鈍的剥離、メス禁止
    • 肘正中皮静脈と正中神経との位置関係
    • 屈筋支帯、上腕二頭筋の前腕筋膜への停止
  • 起始停止・神経支配
    • 筋の同定は起始停止で
    • 共通な起始でまとめる

17時のこり2班。17:30、おわり。

モニタのメモ

靭帯の同定は結合組織の方向で 教科書でまず確認。次に、この辺りなんだけど…目的地付近に来たら、ピンセットで結合組織をつまんでみる。一部の線維で方向が確認できれば、それ。

Variation 多様性 神経なら支配すべき筋や皮膚をカバーしていればよく、どんな道順で来たのかは自由です。ヒトそれぞれでいいのです。教科書はありがちな一例を示しているにすぎず、実物とはちがっていて当然です。

内側上腕皮神経、内側前腕皮神経 分布先がみえればいいのですが、今日はもう皮膚・皮下組織に分布している様子は確認できないかも。「尺骨神経とは別で、昨日は皮下に分布していたんだろうなあ」です。

…側副動脈 直径1-2 mm。上腕動脈に絡む細い静脈を丁寧に取り除く。もし上腕ですでに失われていれば見つけられない、前腕で観えると期待。くわえて、この辺りの動脈分岐はかなり多様です。

上腕二頭筋腱膜 前腕の筋膜につづく膜 皮下組織の下層に図のような膜があるはず もしくは上腕二頭筋健に端くれがあるかも

上腕三頭筋 内側頭はまとまりが弱く、外側頭との境がわかりにくいかも。要は、次に観るべき構造物(血管、神経)を保てば良い。

上腕筋と腕橈骨筋 背臥位のほうが観やすい。腹臥位のまま観察をすすめているのは、手順のクセか。次につづく「前腕の屈筋」で、あっさり背臥位になります。

骨格筋の同定 起始と停止が最優先、真っ先に観る。筋腹は二の次。

骨格筋の同定2 作用させてみると、どんな運動が起こるか?